【録音講座】「ゲーム実況」や「歌ってみた」に応用できます(超初心者向け)
ゲーム実況してたのに、肝心のゲームの音が録れてない!?
ボイスチャットしていた友達の声が入ってない!?
YouTuberに憧れて、いざゲーム実況をやろうと思ったらこんなトラブルにぶつかった経験はありませんか?
そういう人のために、この記事では超×初心者向けの録音講座をやってみようと思います。
(YouTubeでの動画解説もあります。よければぜひ)
何の音を録りたいのか意識しよう
あなたは「ゲーム実況」や「歌ってみた」に挑戦するとき、「何の音を録りたいのか」ということを意識していますか?
そんなこと意識して何の意味がある?と思うかもしれませんが、録りたい音を録れてないひとのほとんどが、このことを意識していないと思います。とりあえず録音ソフトの録音ボタンをぽちっとすればいい感じに録れるでしょ!と考えてはいませんか?
しかし、それではゲームの音と自分の声を同時に録音したり、カラオケ音源に自分の歌を入れたりすることはできないかもしれません。
録音したいデバイスを正しく選択しよう
あなたが使用している録音または録画ソフトが何であれ、必ず入力音のソースすなわち録音デバイスを選択する必要があるはずです。ここで、適当にデバイスを選択しても録りたい音は録れません。
例えば、PCゲームの音を録音したいなら、録音デバイスはPC内臓のステレオミキサー等を選択する必要があります。マイクの音を録音したいなら、録音デバイスはマイクを選択する必要があります。そして、ゲームの音とマイクの音の両方を録音したいなら、両方を選択する必要があります。
同時に2つ以上の録音デバイスを選べないけど!?
しかし、使用する録音ソフトによっては、録音デバイスは1つしか選択できないものもあると思います。そういう時は、オーディオインターフェースという機材を使用することで問題が解決します。
ただ、その前に・・・
音(信号)には入力と出力があります
オーディオインターフェースを使う前に、もう少しだけ録音の基本について説明します。
基本的に、PCで録音できる音はPCに入力される音です。つまり、マイクからの音は普通に録音できるはずです。反対に、ゲームの音はPCからヘッドフォンやスピーカーに向かって出力される音ですから、基本的にはゲームの音は録音できません。ではどうすればいいのか。ゲームの音もPCへ入力する方法があればいいのに・・・
ループバック機能が大活躍
そこで登場するのがオーディオインターフェースです。オーディオインターフェースとは、その名の通り、PCとオーディオ機器との間に設置するインターフェースです。オーディオインターフェースを導入することで、特殊な端子のオーディオ機器をオーディオインターフェース経由でPCに接続したり、細かい音量調整ができたり、とにかく音に関する操作でできることが格段に増えます。
そして、多くのオーディオインターフェースは「ループバック」という機能を備えており、これが「ゲーム実況」や「歌ってみた」をやるときに大活躍します。
ループバック機能をONにすることで、PCの中で鳴っている音をオーディオインターフェースを介して再びPCに入力することができます。つまり、マイクとPCの間にオーディオインターフェースを接続し、ループバック機能をONにして録音を開始すれば、マイクからの音とゲームの音の両方を録音することができるんです。
なお、このループバック機能はすべてのオーディオインターフェースに備え付けられているわけではないので、オーディオインターフェースを買うときはぜひループバック機能がついているかどうかを調べてから購入してください。
ただ、もし仮にループバック機能がついていなくても、オーディオインターフェースの出力ラインを入力ラインに物理的にケーブルでつないでしまえば、同じことができてしまいます。
おわりに
ここまでが、ゲーム実況等における超初心者向け録音講座でした。
投稿した動画やこの記事に対して、実践編の要望コメントなどがあれば、もう少し踏み込んだ内容の講座も作ってみようかなと思います。
(要望がなくてもとりあえず作るだけ作るかもしれませんが)
最後に、私が使用しているオーディオ機器を紹介して終わりにしようと思います。
ヘッドフォン
みんな大好き900STです。
こんな記事を書いておいて何ですが、私は「ゲーム実況」や「歌ってみた」をやっているわけではありません。私の趣味はギターやベースを弾くことですが、楽器の音はヘッドフォンでモニターしながら練習することが多いです。その際、あまり癖の強いヘッドフォンを使うと楽器本来の音がわからなくなってしまうので、良くも悪くも「そのままの音」がするこちらのヘッドフォンを使用しています。業務用としても使われているだけあり、耐久性は抜群です。
オーディオインターフェース
Steinberg UR-RT2
スタインバーグ Steinberg 24bit/192kHz対応 USBオーディオインターフェイス UR-RT2 RND社製トランスフォーマーを採用し、より太く艶(つや)のある音質での録音を実現
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- メディア: エレクトロニクス
オーディオインターフェースで重要なことは、あなたが使いたい端子があるかどうかだと思います。そのためのインターフェースです。
私が使いたい入出力端子をすべて保有しており、なおかつオーディオ機器として満足のいく音質を備えているものを探した結果、このオーディオインターフェースにたどり着きました。全くの初心者用としてはやや高めなので、もう少し安いものでも全然大丈夫だと思います。
マイク
888M (マランツプロ) MPM-1000
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- メディア: エレクトロニクス
このマイクは完全に友達とスカイプするためだけに買ったものです。前述の通り、私は「ゲーム実況」や「歌ってみた」をやっているわけではないので、そこまで高音質で録音する必要はないのです。適度な音質で録れれば何でもいいかという人向けです。